精米方法
精米とは
玄米から果皮・種皮・糊粉層と呼ばれる糠(ぬか)部分を取り除きます。
それらを取り除いたものが「白米」になります。
精米すると、その直後から酸化が始まるので食べる直前の精米が理想的ですが出来れば1か月以内にお食べください。
精米の方法には、大きく分けて3種類があります。
①かくはん方式
精米機内部にある羽を高速回転させ米同士の接触で精米します。
温度上昇が少なく品質が落ちにくいのが特徴ですが、攪拌する衝撃でお米が欠けてしまう欠点もあります。
家庭用精米機の主流で手軽に精米が出来ます。(機械の価格は1万円~)
②圧力方式
チューブにお米を通していき、そのチューブに圧力をかけることで玄米の殻が取れる仕組みになっています。
かくはん方式に比べお米の欠けが少ないのが魅力ですが、温度上昇が大きいのでお米の酸化が早まってしまうのがデメリットです。 (機械の価格は3万円~)
③圧力循環方式
圧力方式の中でも玄米を循環させる機構を持った精米機です。
上記の方式のデメリットを解消し精米ムラが少なく、熱が掛からないので酸化も抑えられます。
現状では最上級の精米方式ですが、そのために価格が高くなってしまいます。(機械の価格は20万円以上)
美味しさを追求するため、我が家の精米はこの方式の精米機で行っています。
分づき米
精米の際に玄米から胚芽やその糠の部分を一部残して精米することを言います。
分づきには精米度合いによって、3分づき・5分づき・7分づきなどがあり数字が大きい順に白米に近くなります。
胚芽や糠には食物繊維やカルシウム、鉄などのミネラル、ビタミンB1やE等の栄養素が豊富に含まれており精米度合いが低い方が栄養価は高くなります。
私のお勧めは7分づきです、是非お試しください。
無洗米・白米強・白米(標準)・白米弱・7分づき・5分づき・3分づきに対応可能となりました。
ご注文時に希望をお伝えください。
※標準で約1割、無洗米だと約1.5割が糠(ぬか)となって白米の重量が減ります。